オンラインイベント開催に使える手法|スキルを見える化して交流を深めよう!

こんにちは!都内のコワーキングスペースでオンライン専門のコミュニティマネージャーを担当しているほのか(@hono_chi_e)といいます。

先日、ファシリテーターとして活躍されている、ともひろさん(@workshop_artist)と一緒に、オンラインイベントや会議で使えるコンテンツ開発をしてきました!

もともとスキルカードというものを作成するために集まったのですが、作成するプロセス自体がコンテンツになってしまったというおもしろい結果となりました。

今回はそのミーティングの様子をレポートしつつ、実際に完成した手法、ブレーンストーミングならぬ「スキルストーミング」について紹介していきます。

主催者・協力者の紹介

ウエタケトモヒロ@workshop_artist
ワークショップアーティスト・メディエター・ファシリテーター
JRC(青少年赤十字)部の合宿をきっかけに、ボランティア活動を本格的開始。大学卒業後は合同会社J-doc company所属の個人事業主として活動。「人々が想いや考えを語れる対話の場を創りたい」というビジョンを持ち活動を続けている。
 
旅路ゆう@wakamono_camera
Kindleライター・フォトマスター
大学時代に友人の影響でカメラを始め、行く先々で写真を撮るようになる。
就職後は会社で働く傍ら、撮りためてきた写真を生かしてKindleの出版をスタート。所持している資格は、フォトマスター検定1級、英検準1級。 執筆ジャンルは写真全般、旅行記、グルメ、健康など。
ブログ:https://chibilibrary.hatenablog.jp/entry/yu-tabiji_work


今回のテーマの説明・スキルカードを作ろう!

ともひろさん作成・スキルカード

今回のミーティング参加者は4人。初対面同士もいたことから、まずは簡単なアイスブレイクを行いました!

場が温まったところで、ドーンと登場したのが、スキルカード。これはともひろさんが作成したもので、カードには様々な「行動」が書かれています。

会議の場などで、課題を抱える人に対し、「私ならこう解決します!」「これで貢献できます!」といったように意思表示をするのに使えるそうです。

今回のミーティングは、このカードに日常の中で自分ができることから、仕事としてできる本格的なことまで、様々な「スキル」を足していき、より幅広く表現が可能なツールにブラッシュアップしていこうという目的で開催されました。

全員が目的を理解したところで、ワークにうつります!

リアルタイムで思いつく限りのスキルを書き出してみる

最初はひとつのドキュメントにみんなで書いていく予定でしたが、それだと書いているときに他の人の書いたものが見えてしまいます。

旅路さんから、「スプレッドシートを使ってタブごとに個人を分けて、あとで見せ合うほうがおもしろいのでは?」と提案があり、そのやり方で実施してみることに!

それぞれの名前をつけたシート

5~10分ほどかけて自分が持っているスキルを思いつく限り書いていきます。スキルといっても、料理や家事といった些細なことまで何でもOK!とにかくたくさん出すことを意識します。

手が止まってきたところで終了!書いたものを見せ合います。

ブレイクアウトルームで気づかなかったスキルを発見

次に、参加者を何人かの個別の部屋に分けることができるZOOMの機能「ブレイクアウトルーム」を使って、2人ずつに別れました。

今回はスキルを洗い出してカードにするのが目的だっため、元々の知り合い同士に別れ、「あなたならこれもできるのでは?」と、自分では気づかなかったスキルを追加で提案してもらうコーナーとして実施しました。

全員が初対面の場合は、少人数で理解を深めるという意味で個別ルームに分けるのも良いと思います!

ちなみにこちらが旅路さんの書いたスキル一覧。私がただ羅列しただけなのに対しきれいにカテゴライズされており、性格が出るなあ…としみじみ笑(しかも色までついてる!)

相変わらずおもしろいスキルをたくさん持っている旅路さん。彼はカレーをスパイスから作る超クリエイタータイプ。(過去に一緒にバンドを組んでいたのですが、スタジオにスパイスを持ちこみスタジオがカレーの匂いになるという事件が起きたことを思い出しました)

全員でスキルを見せ合い意見交換!

ブレイクアウトルームから戻ってきて、再び4人で話し合います。

それぞれのシートを確認し、リアクションし合います。みなさん共通のスキルもあれば、かなり個性的なものまで…。他の人ができることを知るのって楽しいですね!会話がとても盛り上がりました。

個人的にツボだったともひろさんのスキル。絶対需要ある…

と、当初の予定ではここで出た全員のスキルを整理してカードに落とし込むはずでしたが、ここであることに気付きます。

このプロセスこそがコンテンツでは…???

確かに!!!(満場一致)

カードにしても面白いと思うのですが、それだとその人にしかない特殊なスキルは表現できなかったり、数%の人にしか当てはまらないカードができてしまったりと、足りない部分、余分になる部分が出てきてしまいます。

集まった全員がその場でスキルを書き出し、それをリアルタイムでシェアすることで、参加者の相互理解や新しい活動のきっかけにつながるこのプロセス。これ自体が交流イベントや会議のコンテンツとして、有効ではないでしょうか。

当初の目的とは少しずれましたが、おもしろいゴールにたどり着きました!

「スキルストーミング」のプロセスや活用シーンのまとめ

アイデアを自由に出し合う「ブレーンストーミング」という手法がありますが、それをもじって自分のスキルを出し合うこの手法を「スキルストーミング」と呼ぶことにしました!

プロセスを簡単におさらい

1. スキルを書き出すスプレッドシートを作成します

スプレッドシートでなくても良いですが、リアルタイムで同時に編集できるものが好ましいです。スプレッドシートの場合は一人ずつタブを分けておくと、自分が書いているときに他者の書いているものが目に入らず、書くことに集中できます。

2. 時間を決めて、思いつく限りのスキルを書き出します

ここで大切なのが、「スキル」といっても、とくにすごいものである必要はありません。「プレゼント選びが得意」「ちょっとした変化にすぐ気づく」など、日常のささいなことでもOK!むしろ自分にとっては大したことないなあ…と思うことでも、他者にとってはすごいと思えることも。とにかく数を出してみましょう。

3. シートを見せ合い、互いにリアクションします

少人数の場合、全員でシートを見ていくのも良いですし、大人数の場合はブレイクアウトルームを活用して、まずは少人数で意見交換し、その後全員で話すという流れでも良いでしょう。初対面での理解が深まるのはもちろんのこと、たとえよく知っている人でも、「あれっこんなこともできたんだ!」と相手の新しい一面を発見する機会につながります。

また、気になるスキルがある場合は、このようにスキルの横にチェックと名前を入れても良いかもしれません!このチェックを見て、あとで個別にやりとりすればより具体的な話に発展しそうですね。

活用シーン

交流イベント

まだ全員の交流が深まっていないコミュニティで活用できそうです。とくに今の時期はオフラインで会うことが難しいため、コミュニティに新しい人が加わったとしても顔すら知らないというパターンも多々あると思います。親睦を深めるという意味だけでも大いに活用できそうです。

また、私が現在所属しているコワーキングスペースのコミュニティでは、自分にないスキルを持つ人と一緒にプロジェクトをやっていきたいと考えている人もいます。そういったコミュニティでは具体的な行動につながるきっかけとなりそうです。

プロジェクトのキックオフミーティング

すでに特定の目的・プロジェクトの元に集まったメンバーでの顔合わせや、役割分担をする際に活用できそうです。事前に認識している肩書きレベルのスキルだけでなく、リアルタイムだからこそ出てくるものも追加され、メンバーの個性がはっきりと見えてくると思います。

最後に

今回は、「スキルカードを作ろう!」というテーマでミーティングを実施しましたが、思わぬ形でオンラインイベントに使えるコンテンツが生まれました。

今後私が所属しているコミュニティでも実践する予定なので、ブラッシュアップしていけたらと思います。

これからもオンラインでのイベント開催・コミュニティ運営に関連する情報を発信していきますので、よろしくお願いします!